はいっ!
塗りました(笑)
シンナー入り、低粘度レシピで。
今度は大丈夫。
一生懸命塗りました。
デジャブーでした(笑)同じことの繰り返しで。
再塗装でした(泣)
ここで余談ですが
じつは実話です(笑)
ホワイトパールって日本発祥って聞いたことあります。間違ってたらすみません。日本人が好きそうですよね、確かに。一見あたりさわりのない白色なんだけど近づいてみたらキラキラ。某外資系塗料メーカーの開発上部の方から「外人には人気がない色」だとも聞きました。逆に、日本人にはうけなくて外人うけするのが意外にもシャンパンゴールドとかも。ホワイトパールのわびさびチックなところは外人には分からんでしょうねぇ。「白」でいいのです、ソリッドの白で、外人には。ベンツのホワイトパールだってここ10年くらいですよ、目立ち始めたのは。日本では30年くらい前に爆発的に人気ありましたからね。今では猫も杓子も真っ黒に塗り替えたがる傾向が残念ですね、個人的には。ランクルもすぐ真っ黒にされて売り飛ばされてますね、はい(笑)
中古車屋さんいわく、「売れない在庫車も黒にした瞬間に売れる」そうです(笑)しょーもなw
↓さて、まじめに解説してます。スリーコートパールについて。
①グランドコート ②パールベース ③クリヤー
いい具合に塗装過程が段階的に撮ってあったので載せておきます。見てわかりますでしょうか?
基本的にホワイトパール(スリーコートパール・3CP)という色は3層構造で成り立っています。
- グランドコート(白)
- パールベース(透明樹脂にキラキラ粒子)
- クリヤー(透明)
上記の①~③の順に塗装を塗り重ねることで、白色なのにキラキラ光るというファジーでファンタスティックなカラーが出来上がります。この3層構造ゆえにスリーコートパール(3CP)といいます。
すかして見えている特殊な色ですし、層が増え塗り回数が増えることによるトラブル(ゴミやブツ)も相まって、本当に塗装屋さん泣かせな色です。
またきたっ!
んっとにこのくそクリヤーがっ!
じわーっと溜まって溜まってゆるっとキターーーッ!
やばいやばいっ、たれるーーーっ!
くっそー・・・
よっし、あれ出すしかねーな。
秘技!
平置き!
塗装面に指一本触れないように、意外に重いパネル、うでプルプル。
はい、これでクリヤーが戻っていきます。
めでたしめでたし。
第19話に続く
第19話へ続く
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