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第18話 バックドアやり直し②塗装編

はいっ!

塗りました(笑)

シンナー入り、低粘度レシピで。

今度は大丈夫。

一生懸命塗りました。

デジャブーでした(笑)同じことの繰り返しで。

再塗装でした(泣)

ここで余談ですが

じつは実話です(笑)

ホワイトパールって日本発祥って聞いたことあります。間違ってたらすみません。日本人が好きそうですよね、確かに。一見あたりさわりのない白色なんだけど近づいてみたらキラキラ。某外資系塗料メーカーの開発上部の方から「外人には人気がない色」だとも聞きました。逆に、日本人にはうけなくて外人うけするのが意外にもシャンパンゴールドとかも。ホワイトパールのわびさびチックなところは外人には分からんでしょうねぇ。「白」でいいのです、ソリッドの白で、外人には。ベンツのホワイトパールだってここ10年くらいですよ、目立ち始めたのは。日本では30年くらい前に爆発的に人気ありましたからね。今では猫も杓子も真っ黒に塗り替えたがる傾向が残念ですね、個人的には。ランクルもすぐ真っ黒にされて売り飛ばされてますね、はい(笑)

中古車屋さんいわく、「売れない在庫車も黒にした瞬間に売れる」そうです(笑)しょーもなw

↓さて、まじめに解説してます。スリーコートパールについて。

いい具合に塗装過程が段階的に撮ってあったので載せておきます。見てわかりますでしょうか?

基本的にホワイトパール(スリーコートパール・3CP)という色は3層構造で成り立っています。

  1. グランドコート(白)
  2. パールベース(透明樹脂にキラキラ粒子)
  3. クリヤー(透明)

上記の①~③の順に塗装を塗り重ねることで、白色なのにキラキラ光るというファジーでファンタスティックなカラーが出来上がります。この3層構造ゆえにスリーコートパール(3CP)といいます。

すかして見えている特殊な色ですし、層が増え塗り回数が増えることによるトラブル(ゴミやブツ)も相まって、本当に塗装屋さん泣かせな色です。

またきたっ!

んっとにこのくそクリヤーがっ!

じわーっと溜まって溜まってゆるっとキターーーッ!

やばいやばいっ、たれるーーーっ!

くっそー・・・

よっし、あれ出すしかねーな。

秘技!

平置き!

塗装面に指一本触れないように、意外に重いパネル、うでプルプル。

はい、これでクリヤーが戻っていきます。

めでたしめでたし。

第19話に続く

第19話へ続く

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