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第13話 ルーフ塗装

ルーフに塗装したサフの面出し作業をします。

パテとぎで出し切れなかった面出しです。小キズなどもサフが埋めてくれますが、段差は残るのでそこを平らに削って面を出します。

各社から出ているガイドコートという黒い粉をサフにすり込みます。

あて木に#320ペーパーで軽く削っていくと低い部分が確認できます。

赤丸に段差が確認できました。

サフの膜厚を意識しながら、低いところに合わせるように周囲の高い部分をあて木を使って削っていきます。この時のサフのとぎしろを確保するために、低そうな部分にはサフを少し厚め(プラス2・3回)に塗っておくとかなり助かります。

削ってはガイドコート、削ってはガイドコートを繰り返し、黒マークが残らずに均一に削れるようになるのを目指します。目でチェックです。

同時に軍手をはめた手で、患部を何度も滑らしなでながら、手のひらや指先でうねりや凸凹もチェックします。

納得(妥協?w)できるところまで削りとチェックを繰り返し、面出し作業でついた#320のペーパー目を#400ペーパーをつけたダブルアクションサンダーでならします(この時も#320のペーパー目を肉眼で確認するためにガイドコートをすり込みます)。

#400の後さらに粒度を落とし#500(or600)で塗装前足付け完了となります。

上塗り塗装できついペーパー目が出るとせっかくの塗装も台無しです。淡色系であれば#500以上のW・Aサンダーの足付けペーパー目なら安心です。

“V8 V8 V8 V8”

“Witness me! Witness me!” 

MAD MAX 怒りのデスロード

落書きでもしないと気が狂っちゃいます、マジで。休日返上で毎週毎週朝から夜中までぶっ通しでやるんだから・・・(笑)

塗装前の本番マスキング完了です↑

いざ塗装へ!

バーン!塗装終了です!はやっ(笑)

画像なくてすみません🙇

ホワイトパールは基本的には3層構造からなる塗装です。

簡単に言うと、まず①白→②透明キラキラパール→③透明クリヤーの順に塗り重ねて出来上がる塗装です。

3段階で塗ることから3コートパールと呼ばれます。

めんどくさいです(笑)

工程としては

  1. 白(グランドコートと言う)×4回(周)
  2. スケスケパール(パールベースという)×3回(周)
  3. クリヤー×2回(周)

↑これを足場から落ちないように行ったり来たりしながら、ゴミやホコリを気にしながら、服やホースがあたらないように、色をだらーっと流してしまわないように、汗を落とさないように、手が届きにくい真ん中もしっかりとアンテナをはりめぐらして全集中で塗っていきます。

(鬼滅の刃で全集中は呼吸の仕方が大切ですが、塗装中の全集中は息を殺し、瞬きをせず、太極拳の動きが型となりますw)

塗料の入れ替え、ガン洗浄、途中乾燥、お茶、おしっこの時間込みで、トラブルなく順調にいけたとして、ランクルのルーフだと2時間くらいはかかると思います。

めんどくさいです(笑)

が、塗り終えた後の安堵感と達成感はハンパないです。

この充実感が中毒性あるんだなぁ・・・

写メ撮る余裕がなかったのか、そんなことどうでもよかったのか。(まぁほんっときつかったんよなぁ)

何かに使えるとは思って撮ってたんだけど、まさかこんなにちゃんとブログにするとは。もっときれいにちゃんと撮っておけばよかったなぁ。動画も撮っておけばよかったなぁ・・・って、

いっまさらジロー♪すっきだとジロー♪いーわないでよんねぇ~♪

  

第14話へ続く

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