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第3話 けんさんハイエースの不満

けんさんハイエース「扁平小径タイヤ&二駆」の弱点

それは低グリップ状況での駆動輪のトラクション不足でした。

ダムなどの釣り場で、舗装されいないボートスロープの斜面は

特に真夏などは地面の砂がさらさらに乾燥していて

リヤタイヤが空転して上がれましぇん!

わしのハイエースだけが・・・( 一一)

その都度、声かけして何人かリヤバンパーや荷室に乗ってもらい

重しになってもらったり、車を押してもらったりしていました。

ボートごと水中に突っ込んでランチングするボートトレーラーが昇降するスロープは

ぬるぬるべちゃべちゃで完全にアウト、水辺に車を近寄せることもできませんでした。

またある時は、冬の日本海でサーフィンした帰り道

みるみるうちに雪が降り積もっていき

いくつかある峠越えの最中で

本当にあと数十メートルで山頂というところ

下り坂を目の前にしてとうとうスリップ、立ち往生となりました。

薄暗い中ハザードランプを点け、滑りやすい路面に停車したハイエース。

それをかわしていく他の車に「すまないなぁ」と思いながら

さてどうしたものか・・・

当時はまだ、どこでも携帯電話がつながるというものでもなく

多分に漏れず「圏外」の表記。

どうしようか?なにか・・・

ふと、ラッキーなことに、極寒の海でウエットスーツを着替えるときに使うお湯がポリタンクにまだ残っていました。

そのお湯を駆動輪のリヤタイヤの前に撒いては雪を溶かし

ストップ&ゴーを何度かくり返して頂上へ、どうにか脱出できました。

さすがに次の峠越えは無理だと判断し

途中の民家に車を置かせてもらい

雪降る夜道を携帯電話がつながる所まで4~5km歩き

身内に迎えに来てもらったこともありました。

(民家で電話を借りましたが実家は誰も出ず)

後日、スタッドレスタイヤを買ったのは言うまでもありましぇん(笑)

 

第4話へ続く

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